面妖な万華鏡に向けて脳内は怪一色

幽の最新号が『山岸先生のロングインタビュー』掲載。これは買わにゃーいかん!

『「わたしの人形は良い人形/山岸凉子」を描くときに、資料用に取り寄せた市松人形にまったく邪気がなくて困った』のような一文があり、それなのにあのぞくっとする作品を描いたんですね?!と一層驚きました。

 

さて、ヒトガタといえば、わたしは「紙で人の形に切ったもの」が思い浮かびます。

「百鬼夜行抄/今市子」でも、律(主人公の大学生)が何度か簡単な術を使う話がありました。

最新25巻では、祖父の蝸牛が天井板でヒトガタをつくってましたねー。

あ、あの後味の悪い話もあった!「悪魔の花嫁/あしべゆうほ」の流し雛が出てくる話!たしか翠ちゃんという虐げられてる女の子が、流し雛で身内を殺していって(このあたりはデイモスの魔力か?)のしあがる…みたいな話。

 

「妖怪画談/水木しげる」には”手足の神”というのがあり、そういえば「北野誠のおまえら行くな(TV)」で手足の形代を所狭しと奉納してあるのを見た記憶がある。(ちょっと自信ないけど)

足手荒神(あしてこうじん)という手足の神様で、手足に怪我をしたりしたときに、早く治りますように…の願いを込めて奉納するんだと思う。

ちょっと調べたら、熊本に数多く神社があるようです。

 

幽の中では、京極夏彦氏がこんなことを語っておりました。

『左甚五郎や竹田番匠などの名人が人形を使役して人手不足を解消する。名人なので操れるんです。工事が終わると要らなくなるからポイと川に捨てちゃう。それが河童になったという、河童人形化生説話ですね』(幽Vol25「人形は、なぜ怖いのか」より抜粋)

これ読んで、「あっ、あの話ってそうなんだ!」とひざを打ちました。

先日「天草島民俗誌」を読んでて、その中の河童記事に同じような話が載っていたんです。

ただ、それは人形じゃなくて河童を使役するーだったような気がします。

なーるほど、こんな風に伝播・転化していくんだなぁ。

 

 

優は、頭からつま先まで、余すことなくじっくり楽しめる!たっぷりと読み込める喜びを味わえます。

松村進吉氏も連載していて(セメント怪談稼業)、軽快なテンポの松村氏だー!いいですねぇと、うれしくなりました。

左の「怪談文芸アメリカン」は、読みたい本リストがずんずんとのびました。どこまでのびるのやら。


コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

                

●About





                         

●Facebook

        
        古本泡沫 Facebook page         
        

●メルマガ「泡沫の気配がする」

イベントや新メニューのお知らせなどをお送りいたします。「いつも泡沫の気配がする…」ようなメルマガを発行していきます。ご登録よろしく願います!

メールアドレス↓
※携帯アドレスでご登録の方は、受信設定をご確認ください。
発行元アドレスは【utakata@mm.manosu.boo】です。

●calendar

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< May 2018 >>

●my favorite BOOKS!

●selected entries

●categories

●archives

recent comment

  • みなさまありがとうございました!
    子ども嫌いのジャムネコ
  • 泡沫サロンVol.2『面妖な万華鏡』参加者募集中!
    泡沫
  • 泡沫サロンVol.2『面妖な万華鏡』参加者募集中!
    のほほん
  • みなさまありがとうございました!
    泡沫
  • みなさまありがとうございました!
    amenohito_
  • みなさまありがとうございました!
    泡沫
  • みなさまありがとうございました!
    通りすがり
  • みなさまありがとうございました!
    たまに栗拾古書店
  • GWは泡沫再開します、ぜひ来てね!
    泡沫
  • GWは泡沫再開します、ぜひ来てね!
    ちゃっぴー

recent trackback

●profile

●search

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM