あなたの異常本はなんですか?

↓これ、なんだと思います?

「円形藻の炭酸カルシウムのコッコスフェア」だそうです。

Facebookに書いた「美しいプランクトンの世界」の1ページ。

なんだかよくわからないけど肌の粟立つ美しさ。こんなブローチがあったらいいのに。

 

こないだのFacebookに、BRUTUSの「危険な読書」のことを書きました。

人間、危険とかダメとか異常とか特殊とかエログロ悪趣味あらいやだこんな品性下劣な…!(でも指の隙間からちらちら見る)、などと言われるものって引き寄せられがちです。

「絶対に見てはなりませぬ」と言われると、つい覗いちゃう鶴の恩返しみたいに。 

 

滝本さんと荒俣さんの対談のタイトルは、【10代で読んでおきたい異常本】。異常本!響きがいい!

そこで、わたしの10代で読んだ異常本とは?と、黙考しましたが、思い出せなかったです。

しいて挙げれば、高校生の頃に熟読していた雑誌「GON!」でしょう。

あやしげな世界の住人達の詳細なレポートを読んでいるような、秘密を覗いているような、あの感覚。

ぎっしりみっちり詰まった極小の文字で構成された記事。

よくもまあ、そんなことをそんなところまで…と思うような細かな検証(対象はくだらないものが多かった)。

高校生でギリギリ咀嚼可能な内容だったことも、好きだった一因だと思います。

 

書きながら気づきましたが、GON!で「タブー視される世界を取材したもの」が好きになったんだろうなぁ。

だから、シリアルキラー本や怪談やルポルタージュなどを好むようになったのでしょう。

類する本で、ごく最近だとこの2冊。

 

「快楽商売/下川耿史」

様々な性にまつわる人々へのインタビューをまとめたもの。

ひとりひとりの言葉や間合いが丁寧に再現されていて、それが生々しさを格段に上げています。

 

「種村季弘の眼 迷宮の美術家たち」

2014年にあった、同タイトルの展覧会図録。

今後深く知りたい作家がいっぱい!

フリードリヒ・シュレーダー=ゾンネンシュターンとの対面劇を書いた「ゾンネンシュターン探訪記」を読んでみたいです。


ドキドキ☆はじめての読書会!

7/31の池田湖でのイベントにお越し頂いた方々、ありがとうございました。

真夏の盛りを十分に味わってきました。ときどき吹く風のありがたさといったらもー!

帰るころは布製教師(@伊藤潤二)のようなくったりさでしたが、古本喫茶泡沫終了後、初のイベント参加ということで満足感に満ちました。

 

さて。7月でいろいろひと段落した感があり、今月はサロン活動をしていこうと思います。

ちょっと前に読み終わって、「読書会したい熱」急上昇した本があります。

 

■魂の退社/稲垣えみ子

 

『テレビ、ラジオで大反響!』と書いてあったらまず手に取らないねじけ者なわたしですが、最近はそれもなんだかこだわってるようでいやになってきて、(かなう限り)接してみることにしています。

そうすると、このように「オホホ、同じような考え方だわ。なんかうれしい。なるほど、わたしに足りないのはこれか!」と思えたりするのです。

 

彼女は朝日新聞という大企業に長年勤めてた方なので、自分とは背景が全然違います。
でも、背景がどうとかそういうのあんまり関係ないかも?と思ったり。

 

イグザンポー。
温泉行ったらみーんな裸で、そこでは無職も重役も引きこもりも偏屈も何かの重鎮も関係ない。というか判りようがないですね。

そうなんだけど、上がって、服を着て、車乗って(もしくは自転車とか徒歩とか)…いろんなものがついてくると、やっぱりそこで判断してしまうことも多いです。

こういう世界に生きているから、しょうがない部分もあるけど、どうも釈然としない思いがあります。

まーでも、みーんな裸で生活するわけにもいかないですものね。

 

一読しただけで、わっさわっさと奥底から考えがわいてくる本です。

なので、「この本で読書会したい!」と思いました。

まだ日時決定していませんが、8/21(日)が濃厚です。

「わたしはこう思った」「ほほー、なるほど」と、いろんな意見に触れる会になるといいなぁと思います。

参加資格は、「読了していること」です。

詳細が決まりましたら、初挑戦してFacebookのイベントページを作ります!

参加したいと思われた方は「魂の退社」を読んでお待ちください。


結局、「タラレバ娘/東村アキコ」1巻は再購入しました

昨日「ズバかご」の取材があり、10/3(土)放送とのことです。
涼しくなると頭も新情報を欲しますね。みなさまの読書欲求を満たす泡沫でありたいです。

今週末は、恒例の【古書目利き市】に出店です。よって、お店は休みです。どうぞよしなに。
10/2(金)〜10/4(日)
場所:D&DEPARTMENT(マルヤ4F)
時間:10:00~20:00


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さてさて、いろんな方に教えてもらったNHKの「漫勉」。ご存知の方も多いかと思います。
残念なことに、我が家はEテレの映りが壊滅的。録画環境も無し。なもので、「再放送をリアルタイムで、かつ運がよければ見ることができる」というきびしさ。
ほぼ無理かもと思ってたけど、HPがありました!よかったー!で、東村さんの動画を見ました。
食い入るように見て、なんだかグウッとこみあげるものがあり、後半は潤み目および落涙。
「こうやって描いたものをわたしたちに届けてくれてありがとう!いつも期待を上回る漫画を、何度読んでもゆさぶる漫画をありがとう!」と。

きっと、漫勉を見て東村さんを知った方も多いかと思います。そこで、特集コーナーを作りました。さらに東村ファンを広めたい泡沫でございます。
ひまわりっ」を読んで、『ウィング関先生の敬愛する関羽ってどんな人?董卓はどんなひどいことしたの?呂布と陳宮の関係性って?』などの疑問がわいた方のために、「蒼天航路」もそろっております。
(わたしの好きなシーンは、死の床にある郭嘉と曹操が国について話をするところ。曹操の人柄がとてもよく出ています。wikiからの情報→『郭嘉の死に際の描写は、闘病生活を送る李學仁が平然とモーニング編集部と打ち合わせをしていた様子がモデルになっている。』なぁるほどー!)
あと、漫勉主催者の浦沢直樹の「20世紀少年」もありますよ。



こちらは、新入荷コーナー。
待望の「3月のライオン11巻/羽海野チカ」や「O.B./中村明日美子」(これはずいぶん前に出てたけど、知らなくて最近買ったのです。かわいくって泣ける。)、人生相談本いろいろあります。

未知の作家にふれたら

本の新規開拓がどうも手詰まりだなー。
なんて思ってたところ、貸してもらった本がことのほか面白かったり、うぅ読みにくい…この文章だめかも…あら?なんだかスイスイ読んでるわ、わたし!となったり、新発見なこの頃。

●聖の青春/大崎善生
29歳で夭逝した村山聖(むらやまさとし)九段の生涯。
重い腎臓病をかかえて将棋にうちこむ姿を、ただただ純粋な師弟の姿を、彼を取り巻く人々の葛藤と喜びとを描いたノンフィクション。
動物の親子のような師匠(森信雄五段:当時)と聖のやりとりに、もう思い出しても目が潤むのです。
公園で偶然出会った村山氏と森氏のシーン。「村山くん、ごはんちゃんと食べとるか?村山くん、ほっぺたさわってもらいい。」(思い出して書いてるからニセ関西弁です)がほんっとにグッとくる!

読んでて、「あ、もしかして二階堂くん(3月のライオンの。9/25(金)に11巻発売!カレンダーに濃く太く書くべし。)のモデルになってるのかな?」と思ったら、果たしてそうでした。
こんなに引き込まれたのは久しぶり。一気に読みました。
将棋のルールも棋界のことも知識皆無なのに、こんなにおもしろいなんて!
その作品に力があれば、そんなこと関係ないんですね。

● 骨餓身峠死人葛/野坂昭如
残穢が映画化かー、同じ様なテイストの本が読みたいなー、でアマゾンで関連本を探してたらば、「骨餓身峠死人葛が似てる」と目にしたので、初めての野坂文学を読んでみることにしました。
結果、似てないよな。と。強いて挙げれば炭坑つながりってとこ?
それはそれとして、読み始めはなかなか文体のリズムにのれず苦戦。読点が多くて読みにくい…

だがしかし!これを読み終わった数日後、次の短編を自然と読み始めている自分がいました。
戦争、貧困、娼婦など重いテーマなのにどこかおかしみがあって軽やか。
読後のずっしり重荷を分け与えられたなぁという感覚はあまりなく、だから次々に読めるのかもしれません。
火垂るの墓は、「悲しい・かわいそうに」よりも、死にゆく様が克明で「怖い」の感情が強かった。アニメとはまた違った景色が脳内に広がる小説のおもしろさ。

「野坂昭如自選作品」火垂るの墓、娼婦焼身、マッチ売りの少女、アメリカひじき、垂乳根心中、骨餓身峠死人葛

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ココナッツとバナナのパウンドケーキを焼きました。
完熟バナナの甘さが引き立つようにきび砂糖で。


押切蓮介コーナー用にポップ作成。
手に取る方が多くてうれしいですわー。

臥し転ぶ吉報

お知らせ:9/10(木)の南日本新聞に泡沫が載ります!
「たのし味」というコーナーですよー。

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先日、世事に疎いわたくしの耳にとんでもない吉報が入ってきました。
「押切先生の例の件が和解したそうです」
えぇーーーっ!!!そりゃあすごい!じゃあ、じゃあ、ついにハイスコアガールの続きが読める日も近い?!
(おなじく押切蓮介ファンのお客様から教えていただきました。)
ちょうど「でろでろ全巻」をウキウキと通読中だったもので、その共時性でさらによろこびが増し…

帰ってから右に左に臥しまろび、あふれる歓喜を放出しました。
しかも、新連載がスタートしていたんですね!
「ぐらんば」と「HaHa」。
押切先生の描くおばあちゃんの好きなわたしには、ひっじょーに楽しみな新連載です。
ハイスコアガールの再開、ハルオの甘酸っぱい青春の続きをいつまでもしつこくお待ちしていますよー、押切先生!

以上の吉報&新連載を記念して、泡沫では「押切蓮介特集」をします。
全作品はそろっていませんが、初期のホラーギャグもありますよ。


ハイスコアガール
でろでろ
ツバキ
おばけのおやつ
暗い廊下とうしろの玄関
サユリ
ドヒー!おばけが僕をペンペン殴る!
マサシ!!うしろだ!!

…といった作品がそろってます。
さぁさ、とっくりと押切蓮介をご堪能ください。

泡沫のウキウキ「漫画豊作祭り」

新しい漫画が豊作でうれしいこの頃、みなさまのマンガライフはいかがでしょうか?
買い求めた「おとろし/カラスヤサトシ」に挟んであったチラシに、「諸星大二郎先生が絶賛!!」みたいな文言に目が止まり、素早くメモして素早く買ったこれが、これが、非常によろしいホラー漫画でした!

死人の声をきくがよい/ひよどり祥子

「しびと」です。作者の名前は「さちこ」です。
霊感体質の高校生「岸田純」と幼馴染で霊体の「早川涼子」が出会う、奇奇怪怪でホラーな出来事。そんな話です。
ページ全体が暗くハラワタなぞもじゃんじゃん飛び出るなか、うっすら散りばめられたギャグがいい塩梅。
楳図恐怖顔、古賀新一の呪い顔、イタリアンホラー、などがぽわーんと頭に浮かぶシーンが多々あって、ホラー好きはほくそ笑みました。
登場人物に日枝くんという少年がいるのですが、3巻まで読んで「…ああっ!稗田くんね!」と気付く始末。うー、気づかなかったとはわたしも抜かったものよ。
(諸星先生の妖怪ハンターシリーズの主人公、稗田教授のこと。姿もそのものなのに気づくのが遅れた。)

もひとつ名前関連で思ったのは、主人公の2人の名前。
岸田純と早川涼子。
純と涼子といえば、当然の如く早見純先生の漫画が思い出されます。
純と涼子が肩寄せ合ってるのを見て、「こっちの世界では、人間と霊体だけど仲ようやってまっせ!」となぜだか関西風に思ってみたり。
深読みかしらん。いや、違うはず!

おとろし/カラスヤサトシ
前後しましたが、こちらもよかったなぁ。
おおげさな派手なことが起こるわけじゃないけど、じんみりと広がる怖さ・嫌な気配にひたれました。
もひとつの「怖いところに手が届く」も読んでみたい!

さてお次は、ホラー漫画の大家、楳図先生にご登場いただきましょう。
神の左手悪魔の右手」です。
これ、とても好きな漫画です。忘れられないシーンは色々ありますが、なかでも「影亡者に立ち向かう霊能者が、自身が気付かないうちにハラワタがぼたぼた落ちていて…」というシーンですね。
「黒い絵本」(4巻かな?)はそれ自体が忘れられない話。あのお手製絵本の禍々しさったらない!あー、やだやだ。

このような本もありますが、ハラワタって2回も(あ、3回目)書いてますが、かわいらしい猫本もあります☆
けっしてホラーな目にあうようなお店ではないので、安心してお越しください。エロイムエッサイム!

こんなのもありますよ。

異界への旅/水木しげる

看板の文字を地味にリニューアル

ふと目についた「トートバッグ問題」。
発端は実にくだらないことだと思うけど、ふてぶてしさが妙に気になりちょっと後追いしてみました。その雑感。

トレースしたかどうか?盗用か?ということ以前に、そのデザインにセンスがないし訴えるものがない。その一言で充分じゃないかと。
どっかで見かけたり流行ったりしたのを「これでいいでしょう。なんか流行ってるようですし。」とかなんとかで、フォトショップとかでちょちょいとやっちゃったその精神。そこに創造性などみじんもない!
まったくのゼロから作り上げることは不可能な中でみんな模索してやってるのに、「あれ?デザインの世界ではこれが常識なの?」とまで思ってしまった。…違いますよね??

おまけに、「○○デザイン」と書いてあるけど、実は共同制作。もしくは監修とは。
えー、小狡いなぁ。日向の道はオレのもの、日陰の道は部下のものか?!痛々しいです…

しかし、これが日本の縮図でもある気がします。
とにもかくにも「責任」から必死で逃げる。権力の上に行くほど目につきます。
「好きなようにしてみなよ。自分が責任取るから。」
そう言ってほんとに回収できる人は、尊敬できますよねー。

実際彼がどうしたのかは知る由もないけど、
奥様のインタビュー記事(日刊ゲンダイ)がとどめって感じです。
読んでも「そうだろうな、想像どおり」と思うだけで驚かないけど、これを堂々と主張することに驚愕。
うーん、ここからの巻き返しはむずかしいだろうなぁ。がんばれ、ミスタートート!

…なんてことを思っていました。
それはそうと、すっかり秋がやってきた感じですね。もう、扇風機なしで眠っても明け方には猫が寄り添うくらい。

泡沫の看板がやっとリニューアルです。
土台の黒い鉄のところは一緒ですが、古本喫茶の部分をアクリルの切り文字にしました。
これでもっと分かりやすくなったかと存じます。


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まんが新入荷のお知らせ。
友達にすすめられて買った話題の漫画。

親なるもの 断崖/曽根富美子

こちらはやや似たテーマのまんが。

鬼/山岸凉子
どちらも生きることの苦難を痛烈に感じます。

年1回の贈り物のように新刊が出るこちら。
新刊が出たら、1巻から読みたくなるのです。

百鬼夜行抄/今市子

袋哀歌

先日のリバーサイドマーケットで紙袋が切れていて、かつ、補充を忘れており、昨日古本をお買い上げいただいた方々にはご迷惑をお掛けしました。
必死のパッチで店内を探した結果、パン屋さんのビニール袋を発見し、それがまたくるっと丸めてたもんでしわっしわで…
というトホホなしろものに入れることになってしまい、心をしぼませてしまったのではないかと非常に申し訳なく思った次第です。
「今日は買いにいかにゃーね」と思ったらいつも行くとこが休み。
だもんで、家にあった紙袋を着せ替えて活用します。
こんな感じで。


余談ですが、「必死のパッチ」ってご存知ですか?大阪でよく使われるみたいですね。
しかしパッチってなんだ…?

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新刊が出たら無条件で買う作家、伊藤潤二&久田樹生。
どっちも未読ですが、『溶解教室』は伊藤先生のギャグテイストも堪能できそうな予感。
『怪仏』は連作ではないものの、1話が少し長めでうれしい。久田さんは2ページほどで終わるショートショート形式より、因縁話連作形式の方が筆力を発揮できてると思うのです。

サイコパスのインサイドに触れる

≪一つの重要な問題が発生する。いかにして人は自分には共感が欠けているかどうか知るのか、という問題である。もしあなたにこれが欠けているのなら、「これ」がなんなのかわからないのだから、欠けているこれについて考えようがないということは大いにありえる。≫
「サイコパス・インサイド/ジェームス・ファロン」



『社会的に成功しているひとりの男が、ある日、自分がサイコパス脳の持ち主であることに気づく。
これが医学から遠い所にいる人だったら「へぇー、サイコパス脳なのか。ま、問題ないしいいか」と流すこともできたかもしれないけど、彼は神経科学者。しかも、サイコパス脳とはどういうことかをよく知っているし、シリアルキラーの脳の分析も手掛けているエキスパート。
さぁ、彼はその事実をどう受け止め、処理するのか―?』

というような流れの本です。
実録犯罪本が好きなので、シリアルキラーのルポや告白本、FBI捜査官の本などはよく読みますが、そういった暴力・殺人傾向の強いサイコパスではなく、準サイコパス(と文中に出てくる)本人の話というのは初めて読みました。
「非の打ちどころのないサイコパス」以外は健全な精神の持ち主、という二極分類はちと乱暴じゃないか?と思っていたもので、”準サイコパス”というゾーンがあることにすごく納得しました。

まだ完全な否認の状態の時、最初の章あたりは彼の自己肯定感・万能感・誰からも好かれてる愉快な俺、という自己愛の洪水に飲まれて溺れそうになりました。
それが徐々にサイコパス脳だということを認めていくに従って、客観視したり振り返ったり自分のことを聞き取り調査したりして、「こんな風に映っていたのか!!」と認識していくけど、やっぱり”共感”の本当のところは理解できないし、他人の配慮を本当はしていない。
こういう、著者自身が実際のところどう思っているのかーをかなり詳らかに書いています。
そこが非常に興味深く読んだところでした。

様々な事実を認めて、家族や親しい仲間と一緒の世界にいるために、努力して行動を変え蛮行を慎んで生活していきます。
が、「一体いつまでこのような行動をすればいいのか?」「楽しくはないがどうにか我慢できてる」といった葛藤も当然の如く出てきます。それでもこの本を書いた時は続けているようです。
この煩悶が人間らしく、完全なサイコパスと違うところでもあるのでしょう。

まわりくどかったり、誤字・脱字・変換ミスが散見して流れに乗るのに時間がかかったけど、差し引いてもかなり知的興奮が得られる本でした。ぜひ、読んでみてください!感想を聞かせてください!

余談。けっこう専門的な話も出てきて、うっかり気を緩ませると同じところを2度読みして、かつ、気づかないというほど内容が素通りしてしまうことも多々ありましたが、彼の家系を調べていくと、遠い祖先にリジー・ボーデン(アメリカの有名な殺人事件の犯人と推測される女性。現場はB&B兼博物館として現存。)がいたというあたりで「えっ?そうなの!?」と俄然興味がわいてきました。

この鬱伝がおもしろい!2015

◆この頃おもしろかった本◆

サブカル・スーパースター鬱伝/吉田豪

いろんなサブカル周辺の有名人に聞いた「四十代って鬱々しないですか?」インタビュー集。
吉田豪さんの本はちょこちょこ読んではいたけど、買うのは初めてです。
「明るくスカッと5月の晴天のようにさわやか」から遠く離れた場所にいる、梅雨時の北向きの押し入れみたいなわたしには馴染みやすいテーマ。
その後、たまたまTVをつけたら松尾スズキが、次の日にはユースケ・サンタマリアが出てて、ちょっとした親近感を覚えました。(どちらもインタビュイーで登場する)
「いろいろあるよね、でもなんとなく生きていこうね!」みたいな声援を勝手に送りました。

体力のあるうちに鬱をたしなんで、人間に深みを出せばいいのだ!

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たんかんパウンドケーキを焼きました。
グランマニエ(オレンジリキュール)とたんかん果汁をたっぷりしみこませて、たんかんピールを入れて、たんかんスライスをのせて…と、たんかんづくしです。


                

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